fall in Love |
fall in Love
(R.Strauss作曲 OPera ・バラの騎士)
皆様ご機嫌いかがでしょうか。
本日は、お気に入りのとある
カフェより
先日の、ウィーン国立歌劇場での
オペラ・バラの騎士について
お話しさせていただきます。
簡単に、ストーリーをご紹介すると
元帥夫人と、青年オクタヴィアンとの
愛が終わるまでの物語~
恋に落ちたの
(高見完全にノーマルですが。)
元帥夫人の、高貴な歌唱に心が震えました。
芯の通った集中力。
爪の垢煎じて
是非いただきたいです。
それどころか
ここまで感動したのは、数年ぶりで
どうしても、
死ななければならないなら
今、今が良いと
音楽を聴いて初めて思いました。
私は、
よく大変美味しいお食事中に
今、消えても良いかしら~
という気には、よくなります。
今回の当初の目的は、
オクタヴィアン役の、
今をときめくガランチャさまを
愛でに参りました。
メッツォ・ソプラノ
(日本の歌舞伎とは逆でオペラでは、
スボン役というのがあり
ソプラノに比べて音域が低い、女性が
青年に扮し歌います。)
ズボン役、ガランチャさま
彼女勿論素晴らしかったです。
でもね、元帥夫人・セラフィン様が、
プリマドンナとは
なんたるかを、しらしめました。
セラフィン様は、以前にも
何度も聴いた事ありましたのに、
私は愚かで、彼女の
気品を損なわない歌い方への
熱い思いに全く気付かなかったのです。
余にも感動し、
智佳子の部屋の為のカーテンコール撮影が
うまくいかず、申し訳ございません。
指揮者も、作曲出身の指揮者だけ有り。
音楽のフレーズ取り方が、
熟知してうるからか
音の道
しっかりしてて、私は、好感持ちました♥
しかし
シュトラウスをよく知る方には、
あれ?
シュトラウスこんなに
骨太で分かり易い音楽だった?
と、思われる感じだと。
明らかな指揮のコントロールにより
ウィーンフィル特有の
軽やかさを、あえて押え。
バルト三国リーガ出身のガランチャさまに
焦点を当てた指揮だったのかも
しれません。
セラフィン様の、DIVAの
歌声にも、功を奏したと。
指揮の仕方も、今までに
見た事のあるあらゆる技術を
見たことない程組み合わせる、振りだけど
よく伝わり、楽しかったです。
が、超プロ集団の、
ウィーンフィル側にしたら、
支配的過ぎた感が、残り。
三幕の音のバランスは、
ソフィー
(オクタヴィアンの新恋人)
の声量為に、
もう少し
オケを抑えるべきだったのでは?
勿論、きちんと聴こえましたが。
オケの妙味は交響曲に
任せてくださいませ。
声が消えたら
オペラは、終わり。
オペラの後は、
友人と、感動を分かち合うため
カフェに参ります。
バラの騎士にちなみ
今日はGrandホテルのカフェ
ローズティーをご紹介します。
これを頂いた翌日は
お肌ツルッツル
かな・・・♥
ミュージックアートステーション・ソリストメンバー
音楽監督・高見智佳子
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