かって彼の前に人はいなかった!! オーボイスト・ホリガー氏 |
かって彼の前に人はいなかった!!
オーボイスト・ホリガー氏
(海はなくても砂浜はある!の巻)
久しぶりにハインツ・ホリガー氏コンサートに
コンツェルとハウスに行って参りました。
コンツェルトハウスの隣には、
海のない内陸オーストリアならではというか、
海が無くともそれでも南国気分を味わいたい!!
方々の為に人口砂浜が、ございます。
我は海の子!には悲しすぎる。
話しは、オーボエに戻り。
あまた素晴らしいオーボエ奏者はおります。
声と同じで、個々音色が違い。
皆さまステキ!
よく勘違いされますが、
私は、オーボエが官能的な楽器だから
だけで、好きなのではありません。
私は、特にホリガー氏のオーボエに、
勇気を感じ、みなぎる生命力を感じ
たまらない優しさも感じるから。
陽気さも。
だから素晴らしい楽器だな~と
思います。
間も無く喜寿をお迎えになる
ホリガー氏と、
オーボエ修行中のイラちゃん
彼女に出待ちの付きそいを頼まれ、
私は、青か白を着るから被るなと、
ドレスコードまでご指定いただき。
しかしイラちゃん土壇場で恥ずかしくなり
逃げようとし!!
イラちゃん明るくハキハキしてるのに、
大好きな
ホリガー氏の前ではまるで別人
何も話せず。
私は、ドイツ語出来ないのに、
彼女の為に頑張った。
妹がいればこんな気持ちなんだな~と。
オーボエって繊細な楽器だから
彼女はやはりオーボイスタ!
[コンツェルントハウス内]
私も恥ずかしくなると、逃げます。
見えなくなりたい。ほっといて欲しい。
年甲斐もなく
消えてなくなりたくなる。
歌は、恥ずかしくて逃げるような輩には
務まらない。
せめてじっと立ち止まらなきゃね。
固まったらお終いだけど。
こちらモーツァルトザールでの演奏会でした。
ホリガー氏演奏、勇気・覇気はご健在。
指揮もなさるようになり、
オーボエ持ってるのに、見慣れてるから
指揮になると、よけい印象
腕・手、ブランブランしてる感じがし、
前回までは、あ~この方は、オーボイスト
ですから。って感じしましたが。
かなりすっきりに変わって、
しかし76歳にしては活動的な
やはり
独特な指揮でした。
本番前にご自分で、
お客入ってるのに譜面台の高さを、
調整しにいらっしゃる。
この方、音楽の事しか考えてない。
だからあの指揮なんだな~そして登った方だからか
孫くらいのイラちゃんが、
目の前でのぼせても、紳士的にほぐすんだな~と。
陽気な穏やかな時が過ごせ、良かったです。
ミュージックアートステーション・ソリストメンバー
音楽監督・高見智佳子
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