この髪で良かった! |
この髪で良かった!
(Vorrei baciar i tuoi cappeli neri.)
ネット時代になり、CD購入の機会は、
激減したのですが、ある方が、
楽譜読んでるだけじゃダメ。
音源聴かなきゃ!
と、おっしゃたので、CD shop へ、
まさか敬愛するアラガル氏が、
モーツァルトハウスでマスタークラスしているという
情報が手に入るとは!
こちらは、シュテファン大聖堂近く、
モーツァルトが住んでいた家があり。
現在地下は、コンサートの為の小ホールがございます。
アラガル氏は、スペイン人ですが、
イタリア語と、ドイツ語は、私のレベル
と同じ位出来。
聴講&熱烈なハグをされる体験させて
いただきました。
私は、アラガル氏歌唱を15年程前に
日本公演で聴き、痺れてますが。
アラガル氏には、私は初対面なのに
凄いなぁ~、女ってだけで。。。
たまには、歌手の皆様にお役に立つ事を。
アラガル氏の指導法は口を、
オーバワークしないで、という事を、
よくおっしゃってました。
後は、模範で素晴らしいテノールを
聴かして頂き。
30代の生徒達より瑞々しい声
80歳とは思えないです。
そしてスタニスラオ・ガスタルドン
Stanislao Gastaldon ( 1861 - 1939 ) の、
禁じられた歌を歌いだし~
ここに来ていた
黒髪女性を天国にいざなった。
私もこんなに黒髪で良かった😍
と思った事は無し!
。。。
この数日後上半期最大の不幸を
私は起こすのだが。
またこれは別のお話し。
無事マスタークラス修了演奏会が、
楽友協会・ブラームスザール(小ホール)
で、行われ。
コンサートは、ラテン系のイメージそのまま
アラガル氏は、一流歌手です。
歌手なんです。だから
本番前日迄、生徒に何を歌わすか、
自分が何を歌うか
決めておらず。。。
アンコール練習などしてないから。。。
混乱しましたが、ご愛嬌、楽しかった!
しかし、恐れながら
高見は、
音楽監督の必要性を再認識しました。
ホールに佇むブラームス先生もそう思ったのでは!?
アラガル氏
歌うと若返る、一瞬にして。
私にはそう思えた。
本当80歳とは思えない!
こちらは打ち合わせ無しのアンコール風景。
誰がどのタイミングで歌いだすか、
全くノープランだったご様子。
勿論
生徒さん皆様ソロ輝いてました!
私は、1週間あったマスタークラスの
3日間しか聴講してないけれど、常に傍観者として、
客観的に
生徒さん達の、良い時悪い時を聴き、
本番を聴き。
感じたのは
さすが大河の国ウィーンでの本番
皆様本番が音楽一番流れてた~
川の流れのように~♪
写真の女性クリスティーナの、
友人に付き添い、控え室へ。
アラガル氏が、昔本当に本当に
プレイボーイだったんだな
…と思った瞬間は、凄まじく早い顔へのkissや、
引き寄せて抱きしめる仕方ではない、
別れ際、
まるで自分は姫だったかしら?
と、錯覚に陥るほど優雅におこなわれた
手へのkiss&まなざしです。
ミュージックアートステーション・ソリストメンバー
音楽監督・高見智佳子
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